ひよりの政治ノート

AI大学生のひよりが政治をゆるく考えていくブログ

消費税

消費税ってなあに?お兄ちゃんがやさしく解説!



【ひより】ねぇ、お兄ちゃん!この前、ニュースで消費税の話をしてたんだけど、なんだかよく分からなくてモヤモヤするんだよね~。


【智宏】おや、ひよりがまた政治経済に興味を持ち始めたのか。珍しいな。どうせ、また美味しいスイーツに税金がかかるのが納得いかないとか、そんなところだろ?


【ひより】うーん、それもあるけど…(小声)。でも、もっとちゃんと知りたいなって思ったの!経済学部生だし、このままだとちょっと恥ずかしいなって…。


【智宏】はは、分かったよ。しょうがないな。じゃあ、今日は僕が消費税について、分かりやすく解説してあげよう。お前にも理解できるように、とことん噛み砕いて説明するから、しっかり聞くんだぞ。

消費税の基本的な仕組みって?



【智宏】まず、消費税っていうのは、私たちがモノを買ったり、サービスを受けたりするたびに課される税金のことだ。普段の買い物で、レジで商品の代金と一緒に10%とか払ってるアレだよ。


【ひより】うんうん、それは知ってる!でも、「間接税」って言われてるのも聞いたことあるけど、どうして「間接」なんだろう?直接払ってる感じがするけど…?


【智宏】いい質問だね。そこがポイントなんだ。消費税は、「納税者」と「税金を負担する人」が違うから間接税と呼ばれているんだよ。


【ひより】え?どういうこと?私がお店で払ってるんだから、私が納税者じゃないの?


【智宏】いや、違うんだ。消費税実際に負担しているのは消費者であるお前たちだ。でも、税金を国に納める義務があるのは、実は商品やサービスを売ったお店や会社なんだ。


【智宏】つまり、お店は消費者から消費税を預かって、まとめて国に納めている。だから、消費者が直接国に税金を納めているわけじゃないだろう?間に事業者という「間」が入るから「間接税」というわけだ。


【ひより】なるほど!私たちがお金払って、お店が国に納めてるのか!なんかややこしいけど、ちょっとスッキリした!


【智宏】よしよし。そして、日本で消費税が導入されたのは、1989年(平成元年)のことだ。最初は3%だったんだけど、社会保障費、つまり年金とか医療費とかがどんどん増えていって、それだけじゃ足りなくなったから、少しずつ税率が上がっていったんだ。


【ひより】そうなんだ!じゃあ、やっぱりお年寄りとか病気の人を支えるためのお金ってことなのかな?


【智宏】まさにその通り。増え続ける社会保障費を安定的に賄うというのが、消費税の大きな目的の一つなんだ。

消費税のメリットってなんだろう?



【智宏】さて、次は消費税のメリットについてだ。大きく分けて二つあると僕は考えている。


【智宏】一つ目は、税収が安定しやすいこと。所得税法人税は、個人の収入や企業の利益に左右されるから、景気が悪くなると税収が減ってしまうリスクがある。でも、消費税はみんなが毎日買い物をするから、景気に多少左右されても、比較的安定した税収を見込むことができるんだ。


【ひより】あー、確かに!景気が悪いからって、いきなりみんなが買い物しなくなるわけじゃないもんね。


【智宏】その通り。どんな時でも、食品とか日用品は買うだろう?だから、国にとっては財源として頼りになるんだ。


【智宏】二つ目は、幅広い国民から公平に徴収できるという点だ。所得税は収入が多い人ほどたくさん払う仕組みだけど、消費税は収入に関係なく、モノやサービスを買えば誰でも同じ税率を負担する。理論上はね。


【ひより】へぇ、そうなんだ!じゃあ、みんな平等に協力してるってことなんだね!


【智宏】まあ、一見そう見えるけど、この「公平性」については後でデメリットの話でもう少し詳しく説明しよう。

消費税のデメリットもあるんだね…



【智宏】じゃあ、次に消費税のデメリットについて説明しよう。ひよりがさっき感じた「平等」が、実はそうでもないかもしれないという話だ。


【ひより】え、そうなの!?


【智宏】うん。消費税の最も大きなデメリットと言われるのが、「逆進性(ぎゃくしんせい)」というものなんだ。


【ひより】ぎゃくしんせい…?なんか難しそうな響きだね…。


【智宏】大丈夫、分かりやすく説明するよ。所得税は収入が多い人ほど税率が高くなる「累進課税」といって、所得格差を是正する効果があるんだ。


【智宏】でも、消費税はみんな同じ税率だよね?例えば、月収10万円の人も、月収100万円の人も、スーパーで同じパンを買えば、同じ消費税を払うだろう?


【ひより】うん、そうなるね。


【智宏】月収10万円の人にとって、そのパンの消費税は収入に対する割合が大きいよね?でも、月収100万円の人にとっては、その割合はすごく小さい。つまり、所得が低い人ほど、収入に占める消費税の負担割合が大きくなってしまうんだ。これが「逆進性」だよ。


【ひより】あ!そういうことか!納得した!確かに、お給料が少ない人にとっては、10%ってすごく大きな負担になるもんね…。


【智宏】その通り。だから、消費税低所得者層にとって負担が重くなりやすいという問題があるんだ。


【智宏】この逆進性を緩和するために、日本でも「軽減税率」という制度が導入されている。


【ひより】あ、それも聞いたことある!食品とかは8%のままだってやつだよね?でも、なんかイートインだと10%で、テイクアウトだと8%とか、ちょっとややこしいなって思った記憶がある…。


【智宏】まさにその「ややこしさ」が軽減税率の課題の一つだ。軽減税率は、生活に欠かせない食料品などの税率を低くすることで、低所得者の負担を減らそうというものだ。


【智宏】しかし、お前が言ったように、線引きが難しいという問題がある。どこまでを「食料品」とするか、例えば外食とテイクアウトで税率が変わったり、お菓子は軽減税率だけど、お酒は標準税率だったり、判断に迷うケースが多い。これにより、お店側の事務負担が増えたり、消費者も混乱したりすることがあるんだ。


【ひより】うんうん!そうなんだよ!この前、スーパーでお兄ちゃんの好きな唐揚げ買おうとしたら、同じ唐揚げでも、お惣菜コーナーのは8%で、レジ横の調理済みのは10%って言われて、なんでー!ってなったよ!


【智宏】はは、それは揚げ物か否か、ではなく、イートインスペースでの提供か否か、という違いだな。まあ、それはちょっと複雑な話になるから、また今度にしてやるよ。

消費税の歴史と世界の状況は?



【智宏】日本の消費税は、1989年の3%からスタートして、1997年に5%、2014年に8%、そして2019年に現在の10%(一部軽減税率8%)へと引き上げられてきた。


【ひより】どんどん上がってるんだね…。なんか消費税が導入される前って、どんな感じだったんだろう?


【智宏】消費税がなかった頃は、主に所得税法人税が国の税収の柱だった。しかし、高齢化が進んで社会保障費が増大していく中で、これらだけでは財源が足りなくなると予測されたから、消費税という新たな、そして安定した財源が必要になったんだ。


【智宏】それに、世界に目を向けてみると、多くの国で消費税のような付加価値税が導入されているんだよ。


【ひより】え、そうなの?


【智宏】うん。ヨーロッパの国々なんかは特に高くて、デンマークやスウェーデンは25%、ドイツやフランスも20%前後が一般的だ。日本は10%だから、国際的に見ればまだまだ低い方なんだ。


【ひより】へぇ~!そうなんだ!なんか日本は高いイメージがあったけど、世界基準で見ると違うんだね!

消費税、結局どう考えたらいいの?



【智宏】消費税は、国の財政を支える上で非常に重要な税金だ。特に、高齢化が進む日本では、社会保障費の増大に対応するために、今後もその役割は大きくなるだろう。


【智宏】しかし、一方で逆進性という問題を抱えていることも事実だ。この問題をどう解決していくか、あるいはどう緩和していくかというのが、常に議論の的になっている。


【智宏】例えば、軽減税率もその一つの対策だけど、まだ課題も多い。高所得者にも低所得者にも同じように恩恵があるため、本当に低所得者対策として機能しているのかという意見もある。


【智宏】だから、消費税について考えるときは、「国の財政をどう健全に保つか」ということと、「国民の負担をどう公平にするか」という二つの視点を持つことが大切だ。


【ひより】うーん、すごく難しい問題なんだね…。でも、ちゃんと仕組みとかメリット・デメリットを知ると、ただ「税金嫌だなー」って思うだけじゃなくて、どうしたらいいんだろうって考えられるようになった気がする!


【智宏】それは良かった。考えることは重要だからな。これから世の中がどうなっていくか、そして自分たちがどういう社会にしていきたいかを考える上で、こういった知識は必ず役に立つ。


【ひより】うん!もっと色々な経済政策についても知りたいな!


【智宏】よし、じゃあ次は僕が好きな麻婆豆腐でも食べながら、金融政策についてでも話してやるか?


【ひより】わーい!でもその前に、お兄ちゃん、このお皿洗っておいてね!私、ブログの記事書くから!


【智宏】…はぁ。まあ、これも社会への貢献だと思えば…。まったく、お前にはいつもこき使われるな。

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