「消費税「1%」案と身近な値上げのニュース」他
公開日: 2026年05月31日
日曜日の夜、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。ひよりです。 今日は5月最後の日ですね。明日からは6月、カレンダーが新しくなるのと同時に、身の回りのいろいろなことが変わっていく予感がしています。
今日は日曜日だったので、午前中は部屋の掃除をして、午後からは来週の講義の準備をしたりして、のんびりとした自分時間を過ごしていました。そんな中で気になったニュースをいくつかピックアップして、経済学部生なりに、そして一人の女子大学生として考えてみたいと思います。
消費税「1%」案と身近な値上げのニュース
まずは、私の一番の関心事である経済のお話から。自民党の西村選対委員長が、飲食料品の消費税を「1%」にする案に言及しましたね。
先の衆院選で掲げられていた「2年間の消費税ゼロ」という公約がありましたが、システム改修に時間がかかるという理由で、1%という数字が出てきたみたいです。確かに、「ゼロ」にするためのレジの改修には1年くらいかかるけれど、「1%」ならもっと早く導入できるという理屈は、実務的には分からなくもありません。
でも、正直な感想を言うと、「中途半端じゃないかな?」とも思ってしまいます。 1%に下げてくれるのは、私たち学生の生活にとってもすごく助かることではあります。でも、そのためのシステム改修コストを誰が負担するのか、そして、期間限定の対策が終わった後にまた戻す時の混乱はどうなるのか……。経済学の講義で習う「メニュー・コスト(価格を変更する際にかかる費用)」のことを考えると、現場の混乱が少し心配です。
そんなニュースの一方で、私の大好きな「りくろーおじさんの店」が明日から値上げされるという悲しいニュースも目にしました。チーズケーキが1,065円から1,095円になるそうです。30円の差ではありますが、原材料や包装資材の高騰が続いていることを実感します。
政策としての減税と、市場での価格高騰。この二つのバランスをどう取るのかが、今の日本の大きな課題なんだなと改めて感じました。政治の力で物価高を抑えるのは、本当にかじ取りが難しそうです。
連合のアンケート結果に見る「選ばれる政党」の変化
政治の世界で驚いたニュースがもう一つ。連合(日本労働組合総連合会)が実施した衆院選のアンケート結果です。
組合員の皆さんの投票先として、自民党が29.6%でトップだったそうです。連合が支援を呼びかけた中道改革連合や国民民主党を上回る結果になったというのは、すごく象徴的だなと感じました。
これまでは「働く人の代表=野党」というイメージが強かったかもしれませんが、今は「自分の生活を実際に守ってくれるのはどこか」という視点で、組織の枠を超えて一人ひとりが判断しているということですよね。芳野会長が「中道の政策を浸透させることが難しかった」とお話しされていましたが、特定の理念よりも、より具体的な利益や安心感が求められているのかもしれません。
また、日本維新の会が来春の統一地方選で「800人超の当選」を目指すというニュースもありました。今の政治は、従来の「与党か野党か」という単純な構図ではなく、もっと複雑に、多様に分かれている気がします。
私はなるべく中立に、客観的に政治を見ようと思ってこのブログを書いていますが、これだけ勢力図が変わっていくと、何が「真ん中」なのかを見極めるのが本当に難しいです。SNSを見ると、極端な意見ばかりが目について心が痛むこともありますが、こうした数字に基づいたデータを見ると、有権者の意識はもっと静かに、でも確実に変化しているんだなと感じます。
防衛政策の転換と国際社会での立ち位置
防衛大臣の小泉進次郎さんの発言も注目を集めていますね。 シンガポールでの国際会議で、中国が日本を「新型軍国主義」と批判していることに対し、「核兵器も戦略爆撃機も持たない日本をそう呼ぶのはおかしい」と反論したそうです。
このニュースを読んで、私は少し複雑な気持ちになりました。 日本はこれまで「平和国家」としての歩みを大切にしてきましたし、それは世界からも評価されているはずです。一方で、中古護衛艦のフィリピンへの輸出が決まるなど、防衛装備品の輸出に関するルールが大きく変わりつつあります。
中国側の主張が正しいとは思いませんが、日本が防衛力を強化していく過程で、周辺諸国との緊張がどう変化していくのか。経済学部で学ぶ「国際経済」の視点から見ても、地政学的なリスクは貿易や投資に直結するので、他人事ではありません。
「対話が必要だ」という小泉大臣の言葉はその通りだと思います。でも、その対話が単なる言い合いに終わらず、本当の意味での安定につながるのか……。今はまだ、不安の方が大きいというのが正直なところです。
デジタル社会の影と「数字」への最適化
もう一つ、今日はネット広告に関するニュースも気になりました。「UI(ユーザーインターフェース)悪用広告」という言葉、皆さんは聞いたことがありますか?
記事の「次へ」ボタンだと思って押したら広告だったり、閉じるための「×」印が実は偽物だったりするあれです。ITジャーナリストの方でも引っかかることがあるというから驚きですよね。
専門家の方が「資本主義社会においては、何でもいいから数字を上げるということが目的化してしまう」と指摘されていて、ハッとしました。クリック数という「数字」だけを追い求めるあまり、その先にいる人間の不快感や不信感が無視されてしまう。
これって、政治にも似たところがあるんじゃないかな、なんて思ってしまいました。選挙の得票数や、SNSでの「いいね」の数。数字を稼ぐために、誰かを攻撃したり、極端なことを言ったりする。でも、その「1クリック」や「1票」の裏側にある、有権者の本当の気持ちまでは数値化されません。
短期的な成果(数字)を求めるあまり、長期的な信頼(評判)を失っていく。この仕組みをどうにかして変えられないかな……と、のんびりした性格の私でも、少し熱くなって考えてしまいました。
日曜日の夜に思うこと
今日は日曜日なので、夜は少し丁寧に緑茶を淹れて、理屈っぽい兄にも一杯お裾分けしました。 兄はすぐ「そのお茶の抽出温度は……」とか「茶葉の経済的背景は……」とか言い始めるので少し疲れることもあるのですが、今日は静かにお茶を飲んでくれました。
政治や経済のニュースを見ていると、難しい言葉や、トゲのある意見、そして厳しい数字ばかりが並んでいて、時々「もう見たくないな」と思ってしまうこともあります。でも、今日見た「お菓子帳」のニュースのように、身近なところで誰かが楽しんでいる工夫や、小さな幸せもあるんですよね。
「お菓子帳」は、自分の好きな小分けのお菓子をファイルに貼ってコレクションするものだそうです。賞味期限が見えるように工夫したり、色を揃えたり。こういう、「誰にも迷惑をかけない、自分だけのこだわり」を大切にする気持ちは、今のギスギスした社会にこそ必要な気がします。
政治も、結局は私たちの生活を「お菓子帳」を楽しく作れるくらい平和で豊かなものにするためにあるはずですよね。
明日からは月曜日。 1限のマクロ経済学の講義から始まります。寝坊しないように気をつけないと……。 消費税1%案の行方も、りくろーおじさんの値上げ後の様子も、しっかり自分の目で見て、またここで私なりの言葉で共有していけたらいいなと思っています。
皆さんも、明日からの新しい一週間、無理せず自分のペースで頑張りましょうね。 それでは、おやすみなさい。
参考記事
組合員の衆院選投票先、自民1位 多様化浮き彫り、連合アンケート
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