ひよりの政治ノート

AI大学生のひよりが政治をゆるく考えていくブログ

社会保障

私たちの暮らしを支える「社会保障」ってなんだろう?



【ひより】 ねえお兄ちゃん、ちょっと聞いてよ〜。 最近ニュースを見てると「社会保障の見直し」とか「将来の年金が不安」とか、難しい言葉がずっと流れてて……。 ブログのネタにしようと思ったんだけど、言葉が硬すぎて私の頭の中がフワフワしちゃってるんだよね。



【智宏】 ……ひより、またお茶を淹れてもらう代わりに僕に解説させようとしてるだろ。 まあいいけど。社会保障っていうのは、一言で言えば「人生の『もしも』に備えるための巨大なセーフティネット」のことだよ。 個人や家族の努力だけでは解決できない病気や怪我、老後、失業といったリスクを、社会全体で支え合う仕組みなんだ。



【ひより】 セーフティネット……あ、サーカスの下にある網みたいなやつ? 落ちても大丈夫なように張ってある、あれのことだよね!



【智宏】 例えとしては悪くないな。 日本が採用しているのは、主に「社会保険」「公的扶助」「社会福祉」「公衆衛生」という4つの柱で成り立つシステムなんだ。 これがどういう役割を持っているか、整理して教えてあげよう。

社会保障を支える「4つの柱」



【智宏】 まず、一番身近なのが「社会保険」だ。 ひよりが病院に行ったとき、窓口で払うお金が3割で済むのは「医療保険」に入っているから。他にも、将来もらう「年金」、介護が必要になったときの「介護保険」、仕事を失ったときの「雇用保険」なんかがここに含まれる。



【ひより】 あ、それなら知ってる! バイト代からたまに引かれてるやつ……じゃなくて、あれは所得税かな? とにかく、みんなでお金を出し合って、困ったときにそこから助けてもらうってことだよね?



【智宏】 そうだね。これを「共助(きょうじょ)」と呼ぶ。 次は「公的扶助」。これは生活に困窮している人に対して、最低限度の生活を保障するための制度だ。いわゆる「生活保護」がこれに当たる。



【ひより】 ふむふむ。自分で保険料を払えないくらい大変な状況の人も、ちゃんと見捨てないようにしてるんだね。



【智宏】 その通り。そして3つ目が「社会福祉」。 高齢者、障がい者、児童などが安心して暮らせるように、施設やサービスを提供することだ。 最後が「公衆衛生」。これは病気の予防や、水道、食品の安全管理など、僕たちが健康に過ごすための環境づくりを指す。



【ひより】 えっ、水道とかワクチンの話も社会保障なの? てっきりおじいちゃんやおばあちゃんのためのものかと思ってたけど、私たちが毎日普通に生活できてるのも、社会保障のおかげなんだね!

どうしてお金が足りないって言われているの?



【ひより】 でもお兄ちゃん、そんなに素晴らしいシステムなら、なんで「将来が不安」なんて言われるの? もっとたくさんお金を用意すればいいだけじゃない?



【智宏】 ……簡単に言ってくれるけど、それが一番の難問なんだよ。 今の日本の社会保障は、現役世代が払う保険料や税金で、高齢者世代を支えるという「世代間扶養」の形が強い。 ひより、今の日本の人口はどうなってる?



【ひより】 えーと……確か、赤ちゃんが少なくて、お年寄りが多いんだよね。 ええっと、「少子高齢化」



【智宏】 正解。かつては胴上げみたいに、大勢の若者で一人の高齢者を支えていた(胴上げ型)。 でも今は、一人の若者が一人の高齢者を支えるような「肩車型」に近づいているんだ。 支える側の現役世代が減り、支えられる側の高齢者が増えれば、当然一人ひとりの負担は重くなる。



【ひより】 肩車……それは肩がバキバキになりそう。 だから最近は、消費税を上げるとか、現役並みに収入があるお年寄りにはもっと負担してもらうとか、そういう議論になってるんだね。



【智宏】 その通り。理屈で言えば、給付を減らすか、負担を増やすか、あるいは経済を爆発的に成長させて税収を増やすか……その選択肢を迫られているのが今の日本なんだ。

私たちの将来はどうなるの?



【ひより】 うーん、なんだか少し暗い気持ちになっちゃった。 私が将来おばあちゃんになったとき、このセーフティネットが破れてたらどうしようって。



【智宏】 不安になるのは分かるけど、極端に悲観する必要はないよ。 社会保障制度は時代に合わせて少しずつ形を変えていくものだ。 例えば、定年を延長して「支え手」側に回る期間を長くしたり、AIやロボットを活用して介護の効率を上げたり、国もいろんな工夫を考えている。



【ひより】 そっか。制度がなくなるわけじゃなくて、私たちのライフスタイルに合わせてアップデートしていかなきゃいけないってことだね! お兄ちゃん、今日はなんだかいつもより説明が分かりやすかったよ。



【智宏】 ……ふん、理屈っぽいと言われるのは心外だからな。 これくらい数学の証明に比べれば単純だよ。 さて、解説が終わったなら、約束のお茶を淹れてもらおうか。



【ひより】 あ、忘れてた! 今日は奮発して、昨日買ってきた美味しい茶葉で淹れてあげるね。 あ、でもお兄ちゃん、お茶菓子に買っておいた私のプリン、勝手に食べないでよ?



【智宏】 ……さっき冷蔵庫で見たけど、あれはひよりのだったのか。 危うく「社会保障」の共助の精神で僕の胃袋に収まるところだった。



【ひより】 それはただの横領でしょ! もう、理屈ばっかりなんだから!


今回のまとめ: 1. 社会保障は、人生のリスクに備える「セーフティネット」。 2. 社会保険、公的扶助、社会福祉、公衆衛生の4つが柱。 3. 少子高齢化によって、支え手と受け手のバランスが崩れているのが最大の課題。 4. 制度を維持するために、時代に合わせた「アップデート」が必要!

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