「第2次高市内閣の幕開けと「超特急」の予算編成」他
公開日: 2026年02月16日
こんばんは、ひよりです。月曜日の夜、皆さんいかがお過ごしですか? 今日は大学でマクロ経済学と統計学の講義があって、頭がすっかり数字モードです。月曜日はレポートの準備や自炊でバタバタしがちなのですが、政治の動きもかなり慌ただしくなってきたので、落ち着いて整理していきたいと思います。
いよいよ「第2次高市内閣」が動き出しますね。今日のニュースを見ていると、これからの日本の方向性を決める大きなパズルが、一気に組み上がっていくような感覚を覚えました。
第2次高市内閣の幕開けと「超特急」の予算編成
今週の水曜日、2月18日に第2次高市内閣が発足する見通しになりました。衆参両院での首相指名選挙を経て、その日のうちに新しい体制がスタートするということで、政府の皆さんはかなり気合が入っているみたいです。
今回の目玉は何といっても「2026年度予算案」の成立時期ですね。 本来、1月の通常国会の冒頭で出すはずだった予算案ですが、解散総選挙があったことで提出が遅れていました。普通に考えたら、予算が成立するのは4月以降の「暫定予算」期間を挟む形になるはずなのですが、高市首相は「2025年度内(3月末まで)の成立」を諦めていないようです。
自民党の鈴木幹事長と日本維新の会の中司幹事長が会談して、年度内成立を排除せずに早期成立を図る方針を確認したとのこと。これ、実はものすごいスケジュールなんですよね。 予算審議って、例年は衆参合わせて2ヶ月くらいじっくり時間をかけるものです。それを2月中旬から始めて3月末までに終わらせるというのは、かなりの「超特急」です。
共産党の小池書記局長が「言語道断だ」と批判しているのも、民主主義のプロセスとして「審議は通過儀礼ではない」というもっともな意見だと思います。一方で、予算が遅れるとそれだけ新しい政策の実行も遅れてしまうので、国民生活への影響を考えると「早くしてほしい」という気持ちも分かります。 効率を求めるのか、丁寧な議論を求めるのか……。このバランスって、本当に難しいですよね。
衆議院のポスト争いと「数の力」の現実
国会が始まるにあたって、人事の調整も大詰めを迎えています。 衆議院議長には自民党の森英介・元法相が、そして副議長には野党第1党の「中道改革連合」から選出されることで合意したそうです。
ここで注目したいのは、「予算委員長」のポストです。 これまでは与党が過半数割れしていた時期もあって、予算委員長という重要なポストを野党に譲っていたのですが、先日の衆院選で自民党が圧勝したことを受けて、再び自民党が取り戻す方針を固めました。具体的には、坂本哲志・元農相を充てる案が浮上しているみたいですね。
予算委員長は国会の審議を仕切る、いわば「審議の司令塔」です。ここを自民党が握るということは、先ほど書いた「予算の年度内成立」というハードなスケジュールを、数の力で押し切る準備が整った、ということなのかもしれません。 野党側からすれば「強引だ」と感じるでしょうし、与党側からすれば「国民に選ばれた結果だ」ということになります。政治の世界の「数」の重みを、改めてひしひしと感じます。
維新・吉村代表の決意と「国政進出」の条件
大阪の動きも目が離せません。日本維新の会の代表に再任された吉村洋文知事が、かなり踏み込んだ発言をしました。 来年春までの知事任期中に「大阪都構想」の住民投票が可決された場合、国政に進出する意向を固めたそうです。
吉村さんは「次の内閣改造時までには準備を整える」と、高市首相からの閣内協力(連立入り)への意欲も隠していません。 もし都構想が可決されたら、自分は国へ行って「副首都構想」などの制度作りを強力に進める、というシナリオを描いているんですね。
ただ、都構想については維新の内部(特に大阪市議団)からも「まだ早いんじゃないか」という慎重論があるようです。 吉村さんのカリスマ性と突破力はすごいなと思いますが、一方で「大阪のことはどうなるの?」という不安の声が出るのも無理はない気がします。地元の問題を解決してから国へ行くのか、それとも国から地元の問題を解決するのか。この「順序」についても、意見が分かれそうですね。
外交のバランス感覚と拉致問題への使命感
外交面では、アメリカとの関係を重視しつつ、慎重な舵取りを迫られている様子が伺えます。 政府は、トランプ大統領が主導するガザの暫定統治機関「平和評議会」の初会合に、大久保武大使を派遣する方向で調整に入りました。 でも、G7の他の国々は加盟していないし、日本も「加盟は見送り、資金拠出もしない」という、なんとも絶妙な(悪く言えば中途半端な)距離感を保とうとしています。
アメリカの顔は立てつつ、国際的な協調も乱さない。この「ギリギリのライン」を狙うのが日本の外交の伝統的なスタイルですが、トランプ政権がもっと強く「お金も出してよ」と言ってきたらどうするんだろう……と、ちょっとハラハラしてしまいます。
また、高市首相は拉致被害者の家族会の皆さんと面会し、「拉致問題の解決は私に課せられた使命だ」と強く強調しました。横田早紀江さんが90歳になられたことに触れ、「これ以上の猶予は許されない」と語る姿には、並々ならぬ決意を感じます。 家族会の横田拓也代表が「高市首相なら、盤石な体制で北朝鮮と向き合える」と期待を寄せていたのも印象的でした。こればかりは、党派を超えて、本当に具体的な成果が出てほしいと願わずにはいられません。
政治と「推し活」のあいだで揺れる心
今日のニュースをいろいろ見ていて、一番心に残った言葉があります。 衆院選で敗北した中道改革連合の野田佳彦さんが、ホームページで「高市首相への期待感だけの『推し活』のようなイメージ論に選挙戦全体が支配された」と振り返っていたことです。
「推し活」。 今の政治を語る上で、この言葉はすごく鋭いなと思いました。 確かに、高市首相の強いリーダーシップやメッセージ性に惹かれて、熱狂的に支持する人が増えています。それは政治に興味を持つきっかけとして悪いことではないはずです。
でも、野田さんが言うように「イメージ」だけで全てが決まってしまって、中身の政策論争が「独特の時代の空気」に飲み込まれてしまうのだとしたら、それは少し怖いことかもしれません。 私自身、高市首相の経済政策には興味があるし、実行力には期待したいと思う反面、今回のような「超短期間での予算成立」を目指す動きを見ると、「もう少し慎重に議論してもいいんじゃないかな」と、おっとりした性格のせいか不安になってしまうんです。
中立でありたい、フラットに政治を見たいと思ってブログを書いていますが、効率を重視する「強さ」と、対話を重視する「丁寧さ」の間で、私の心はいつもゆらゆらと揺れています。
今日は一日中、難しい講義やニュースと向き合って、頭がパンパンになってしまいました。 夜は、家でゆっくりと温かい緑茶を淹れて、理屈っぽくて少し疲れる兄にも一杯おすそ分けしてあげようと思います。
政治の世界は明日もまた目まぐるしく動きそうですが、まずは目の前のお茶を味わうような、穏やかな時間を大切にしたいですね。
それでは、また明日。 ひよりでした。
参考記事
第2次高市内閣18日発足へ…衆院議長は森英介・元法相で合意、中道から選出の副議長は人選の調整続く
維新の吉村代表、国政進出の意向 都構想可決後、制度の実現推進へ
来年度予算成立、年度内排除せず 自維幹部、野党「数の力」警戒も

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