「国の借金を増やさない補正予算と市場のバランス」他
公開日: 2026年05月26日
皆さん、こんばんは。ひよりです。
5月も終盤ですね。火曜日の今日はバイト先が少し忙しくて、帰りに自分へのご褒美としてコンビニの新作スイーツを買ってしまいました。甘いものを食べると、少しだけ難しいニュースも読み解く元気が湧いてきます。
さて、今日も気になるニュースがたくさん飛び込んできました。特にお金のこと、裁判のこと、そして私たちの未来に関わること……。私なりに整理して、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
国の借金を増やさない補正予算と市場のバランス
まず注目したいのは、高市首相が表明した2026年度補正予算案についてです。 今回の補正予算、規模は約3兆円強。主な使い道は、中東情勢の悪化で値上がりしている電気・ガス代の補助など、私たちの生活に直結する内容です。
ここでポイントなのが、高市首相が「赤字国債の発行総額を増やさない」と強調していることです。 普通、補正予算を組むときは足りないお金を「借金(国債)」でまかなうことが多いのですが、今回は税収が増えた分などを活用して、予定していた国債の発行を一部取りやめることで、全体としての借金は増やさないように調整したみたいです。
なぜそこまで「借金を増やさないこと」にこだわるのでしょうか。 それは、最近の長期金利の急上昇が背景にあります。金利が上がると、国が借金を返すための利払い費が増えて、財政がもっと苦しくなってしまうんです。市場(マーケット)の人たちが「日本、借金しすぎじゃない?」と不安になると、さらに金利が上がってしまう……。そんな負のループを防ぐために、首相は「マーケットに配慮した」というわけですね。
でも、ここで私は少し葛藤してしまいます。 経済を勉強していると、財政の健全性はすごく大事だと分かります。でも、その一方で、電気代やガス代が高くて困っている人がたくさんいる中で、「3兆円で足りるのかな?」という気持ちも消えません。 専門家の中には「エネルギー高騰対策はいつまでも続けるべきではない」という意見もあります。補助金を出し続けると、結局は市場の原理を歪めてしまうという理屈ですね。 「市場の信頼」と「国民の今の生活」。このどちらも大切だからこそ、政治の舵取りは本当に難しいんだなと、ニュースを読みながら考え込んでしまいました。
再審制度の大きな転換点と「正義」のあり方
次に、日本の司法にとって歴史的な一歩になるかもしれないニュースです。 再審制度(裁判をやり直す仕組み)の見直しをめぐって、刑事訴訟法の改正案が国会で審議入りしました。
これ、実は1948年に今の法律ができて以来、一度も変わっていなかった部分なんだそうです。 一番の争点は、再審を始めるという決定が出たときに、検察官が「納得いかない!」と不服を申し立てる(抗告)ことを認めるかどうかです。
政府案では、この検察官の抗告を「原則禁止」としています。一方で、野党側は「全面禁止」を求めていて、ここが議論の焦点になっています。 これまでは検察が何度も抗告することで、裁判をやり直すまでに何十年もかかってしまうケースがありました。いわゆる「再審の門」が重すぎると批判されてきたんです。
平口法相が「従来の制度の在り方に大きな反省を迫るもの」と述べたのは、すごく重い言葉だと感じました。 もちろん、検察側の「一度決まった判決を簡単にひっくり返すと、社会の秩序が保てない」という言い分も、理屈としては分かります。でも、もしも冤罪で苦しんでいる人がいるのなら、一日でも早く助けるのが「正義」のはずですよね。
「原則」と「全面」、この言葉の違いにどんな意味が込められているのか。 高市首相も強い思いを持って取り組んでいるとのことですが、これがただのパフォーマンスではなく、本当に誰にとっても公平な制度になることを願わずにはいられません。
国会議員のボーナスと「国民の感覚」
お金の話に戻りますが、国会議員の皆さんのボーナス(期末手当)についても動きがありました。 現在、物価高で国民が苦しんでいる状況を考えて、ボーナスの増額分を据え置く、つまり「今回は満額もらわずに我慢します」という法案が衆院を通過したそうです。
これを聞いて、皆さんはどう思いますか? 「議員さんも痛みを分かち合ってくれている」と感じるでしょうか。それとも「据え置いても300万円以上もらえるなら十分じゃない?」と思うでしょうか。
ちなみに、据え置きになっても他の議員の方のボーナスは約319万円。もし据え置かなければ、ここに数万円から十数万円が加算されていたことになります。 数字だけを見ると、一般の感覚からするとかなり大きな金額ですよね。
野党の中には、定数を削減すべきだという声もありますが、有識者からは「議員を減らしすぎると国会の運営が難しくなる」という反対意見も出ているようです。 「身を切る改革」という言葉はよく聞きますが、パフォーマンスではなく、本当に効率的で、国民のために働いてくれる国会をどう作るのか。ボーナスの額一喜一憂するだけでなく、その中身をしっかり見ていきたいなと思います。
未来への希望と、共生への第一歩
最後に、少しだけ明るい気持ちになったニュースを2つ紹介します。
1つは、今年1〜3月の出生数が、前年同期比で0.2%増えたという統計です。 微増ではありますが、1〜3月期で前年を上回るのは2015年以来とのこと。少子化が進む中で、こうした小さな変化は未来への希望になりますよね。もっと安心して子供を産み育てられる社会になっていけばいいなと心から思います。
もう1つは、外国人の子供たちのための「初期日本語指導教室」を全国展開しようという自民党の報告案です。 日本で暮らす外国籍の方が増える中で、子供たちが言葉の壁で孤立してしまうのは、本人にとっても社会にとっても悲しいことです。入国前から習慣を学べるプログラムも検討されているそうで、こうした「地味だけど大切な支援」が充実していくのは、とても素敵なことだと感じました。
政治を考えることは、自分たちの明日を考えること
今日のニュースを振り返ってみると、経済政策から司法改革、教育、人口問題まで、本当に幅広い分野で日本が動いているのを感じます。
SNSを見ていると、どうしても特定の誰かを攻撃したり、極端な意見ばかりが目立ってしまったりして、悲しくなることもあります。 でも、今日見てきたニュースのように、一つの政策にも「市場のため」「国民の生活のため」「プライバシーのため」「正義のため」と、いろいろな立場の人たちが、それぞれの正義を持って議論しているんですよね。
私は経済学部に通っていますが、教科書に載っている理論だけでは解決できないことが、世の中にはたくさんあります。 正解が一つじゃないからこそ、あっちに行ったりこっちに来たり、時には迷いながら、みんなにとってちょうどいい場所を探し続ける。それが政治の役割なのかな、なんて思ったりします。
今日はこの後、兄に淹れてあげる緑茶の準備をしながら、少しだけ今日学んだことを頭の中で整理してみようと思います。兄は理屈っぽいので、また「その解釈は甘い!」なんて言われちゃうかもしれませんが(笑)。
皆さんも、一日の終わりを穏やかに過ごせますように。 また明日も、私と一緒に政治をゆるく、でも真面目に考えていきましょう。
ひよりでした。
参考記事
再審制度の見直しめぐり改正案が審議入り 検察官の抗告「全面禁止」など盛り込む

まだコメントはありません。